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一目惚れ【影山飛雄】

第6章 オハヨウ


この日から私は、
学校に着いたらすぐ身だしなみを確認し、
自分の席につき影山くんを待ち、
影山くんが来たら挨拶をした。

だんだん私も慣れてきて『オ、オハヨウ!』と、カタコトだった挨拶も、はっきりと『おはよう』が言えるようになっていた。
影山くんは『ウス』とか『オス』とか、そんな言葉ばかりだったけれど、毎日返してくれることがとても嬉しかった。

絆創膏やティッシュを持ち歩いたり、
ノートを綺麗にとったり、
身だしなみを整えたり、
影山くんといつ話すチャンスができてもいいように、常に準備するようになった。

おかげで授業がしっかりと頭に入ってくるようになったし、怪我をした人には絆創膏を渡せたし、これは後から知ったのだけれど、『3組のさんが可愛い』と噂されるまでにもなった。

それでもまだまだ、影山くんとは『おはよう』を言うだけの関係のままだった。
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