第23章 私は
その頃、青葉城西では____________________
「ふふーんふふふーんっ」
「及川、なんか機嫌良いな」
「どうせエロいことでも考えてんだろ」
「うわ、サイテー」
「クソ及川、クソ川」
「ひ、ひどくない!?考えてないよ!!!」
部活が終わり、体育館を片付けながら及川、岩泉、松川、花巻は話をしていた。
「じゃーん、見て!烏野のちゃんの連絡先!」
「は?」
「お前ついに窃盗を…」
「いつかやるとは思ってたけど……」
「盗んでないよ!!」
そう言ったあと、及川は悪そうな笑みを浮かべる。
「前回の大会で、携帯無くしちゃったーって言って電話かけてもらっただけ!」
そんな及川を見て金田一と国見は(詐欺師……)なんて苦笑いする。
「そろそろ連絡しちゃおっかな〜」
ルンルンでそう言う及川は、上機嫌でモップをかける。
「あ、金田一も欲しい?」
「え、あ、はい!」
少し顔を赤らめてそう言う金田一に、及川はニコリと笑う。
「あげなーいっ」
「クソ野郎……」
岩泉は頭に怒りマークをつけながら及川に近寄る。
その時だった。
〜♩〜♩
「あ!!ちゃんから電話だ!!」
「「「は?」」」
「ごめん、ちょっと出てくる!」
及川は上機嫌で体育館の外へ出た。
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