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一目惚れ【影山飛雄】
第4章 名前
「!?!?!?」
思いもよらなかった。
彼から名前を聞かれるなんて。
「あ、えと、です!!
先に名乗るべきだったね!?ごめんね!?」
人に名前を聞く時は先に自分から名乗る。こんな当たり前のことも出来ない女だと思われただろうか。
私は慌ただしく名乗ると、彼は
「さん。」
私の名前を呼び
「は、はいっ!」
「アザっす」
と、お礼の言葉を言った。
彼のとがった口の口角が
少し上がったように見えた。
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