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一目惚れ【影山飛雄】

第21章 マネージャー



「…てことがあったの!」

「うわーい!!よかったねー!」

「うん!毎日すっごく楽しい!」

クラスに友達ができたことを仁花に報告しながら、私達は一緒にお昼ご飯を食べていた。
この調子でクラスに馴染むため、私達はクラスメイトとご飯を食べる曜日を決めた。
もちろん、仁花とは少なくとも週に2回は一緒にご飯を食べるけど!

お腹も満たされ、私と仁花は各々教室へ戻った。

教室へ戻って少し経つと、教室の外から私を呼ぶ声がした。

またチャラ男さんかな…なんて覚悟したが、ドアからはオレンジ色の頭が見えた。

「さーんっ!」

「日向くん!」

チャラ男さんではなかったことに喜びを隠しきれず、目を輝かせて日向くんに駆け寄った。

そんな私に少し戸惑いながらも、日向くんは笑顔を作ってくれた。

「突然どうしたの?影山くんに用とか?」

「ううん!今日はさん!」

その言葉にはてなマークを浮かべた私に日向くんは言った。

「部活の先輩が今日のHR終わってから少しだけ時間もらえないか?って!」

「…?大丈夫だよ!」

なんで自分が呼ばれているのかもわからず、私は返事をした。
今日は、仁花は委員会があるから一緒に帰れないと言っていたし、それ以外に特に用事もない。

「わかった!ありがとう!」

そう言って日向くんは自分の教室へ戻って行った。

自席に着くと、クラスメイトが集まった。

「なになに、なんの話してたのー?」

「なんか部活の先輩が呼んでるらしい」

「えっ!!先輩ってバレー部の!?」

突然青ざめた顔をしたクラスメイトに驚いた私は声を上げた。

「えっ?そうだよ。どうしたの??」

「バレー部の先輩と言えば、怖い人がいるって有名だよね…」

「え!?」

「ヤクザみたいな顔してる人とか、坊主とか……」

「わ、私、しばかれるのかな………」

大会を見に行ったとき、たしかに怖そうな人はいた。
理由はわからないけれど、その人達にしばかれるのかもしれない。
その後、よからぬ事を考え1人不安になりながら授業を受け
私は帰りのHRを迎えた。
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