第20章 これから
ザワザワしていると、昼休みの終わりを知らせる鐘が鳴り、チャラ男くんは「また来るね〜」と出て行った。
それでも教室の盛り上がりは衰えることはなく、1部の男子は影山くんに突っかかり、1部の女子は顔を赤らめて影山くんの方を見ていた。
少し経つと先生が教室に入ってきて、授業を始めようと生徒たちに号令をかけさせた。
それでもなかなか静かになることはなく、痺れを切らした先生は大きな声で言った。
「お前らうるさいっっっ!!!!!!!」
その声に流石に静かになった教室では5限の授業が始まったが、
どの生徒も心の中はうるさいままだった。
特に私、の心の中は誰よりも騒がしく、紅潮した顔は授業が終わるまで落ち着くことはなかった。
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今日の出来事を通して、クラスメイトの中ではある仮説がたった。
《影山はさんのことを好いている説》だ。
あるクラスメイトは、
『あんな影山見たことない。あれは恋だ。間違いない。』と。
またあるクラスメイトは、
『この間影山はレンアイメンってなんだ?とか言ってただろ。あいつは恋とかしないだろ。』と。
またまたあるクラスメイトは、
『なんでもいいけどその説が本当だったらめちゃくちゃ推せる…!!』
『や、やめろよ勝てる気がしないだろうが!!』
『え〜、いいじゃん!』だとか。
真相はわからない。ただ、これだけは言える。
『『『影山にも心があったんだなぁ』』』