第17章 応援
影山くんの姿が見えなくなった頃。
………やってしまった!!!!!
と、ショートしそうなほど顔を赤く染めて自席で1人うずくまっていた。
聞きたかったのはこれだけではない。大会に出るのか、応援に行ってもいいか、聞きたいことは山ほどあった。しかし緊張のあまり所属している部活動を聞いて終わってしまった。そしてなによりも、
影山くんの腕を掴んでしまった………!!!!
急にそんなことされてびっくりしただろうな。裾、伸びてないかな。影山くん嫌な思いしたかな…。
1人思い出して悶々としていると、頭上から仁花の声がした。
「、どうしたの?」
顔を上げると帰る支度をした仁花が心配そうにこちらを見下ろしていた。そして顔を見るなり、「え!!?顔真っ赤だよ?!体調悪い?!!」と顔を真っ青にして慌ててしまった。
「、体調悪いの!?!?」
「だ、大丈夫!」
「お腹痛い!?」
「ち、ちがうよ!」
「どどどどうしよう!!!!」
「あ、いや、「き、救急車呼ぶ!?!?」」
この時のふたりを見かけた同級生はこう思った。
『…あの二人、赤青鉛筆みたいになってる。』
それほどまでに2人の顔色は対極にあった。