第17章 応援
ご飯を食べながら、仁花にさっきあった出来事を伝えた。
名前を伝えても分からないと思ったので、仁花と話す時は日向くんに「太陽くん」と仮名をつけた。
「でね、この間の太陽くんに応援来ないかって誘ってもらったんだけど、仁花は明日と明後日空いてる?」
悲しいことに学校に友達が少ない私は、まず仁花を誘った。
「ごめん…。この土日はお母さんが久しぶりに仕事が休みらしくて、一緒にどこか行こうって話してるんだぁ。」
「そっか〜。でもお母さん久しぶりのお休みなんてよかったね!」
「うん!それでね、土曜日はも含めて3人で遊園地に行きたいねって話してたんだけど、どうかな…?」
「え!いいの!?」
「が良ければだけど…」と控えめに笑う仁花を見て、すごく幸せな気持ちになった。あんなに忙しそうなお母さんがやっとのお休みをとれて、しかも私を誘ってくれるなんて。
「行きたい!すごく楽しみ!」
応援にも行きたかったが、試合は勝てば土曜日と日曜日どちらもあるという事だったので、どちらも誘ってくれた日向くんには申し訳ないが、応援は日曜日だけ行くことにした。
日向くんには[日曜日、応援行くね!]とメールをし、携帯電話で明日の天気を確認した。「明日から晴れだね!」と、仁花と喜びながら、土曜日の遊園地の計画を立てた。