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三作目 高木雅利

第1章 本編


千尋と悠里にとって、雅利は、想い人のようで、
王子様のような存在。雅利に対し、恋心を抱いていた。
そんな朝、千尋は起床するのだった。

「ふぁっ…眠いなぁ~」

千尋は、歯を磨き、朝ご飯を食べて、
着替えて、出かけるのだった。

「行ってきまーす!」

(今日は悠里ちゃんとのデートの日…
だけど、雅利君がいないな…)

「千尋ちゃん!」

「悠里ちゃん!」

と、悠里は千尋にハグをした。

「えへへー気持ちいいでしょう?」

「うんっ!悠里ちゃんって、
肌がスベスベで気持ちいいね!」

「ふふっ、ありがとう!千尋ちゃん!早く行こうよ!」

「うん!」

しばらくして、千尋と悠里は、手を繋いで歩いた。

「ねぇ、千尋ちゃんって、雅利くんのこと、
どう思っている?」

「うーん…大切な人かな?」

「悠里もだよ!雅利くんのこと、大切に思っているよ!」

「お互い様だね」

「そうだね」

「でも、雅利くん、私と悠里ちゃん、
見てくれない気がする…」

「悠里もそう思う、ひょっとして…」

「まさか…ね」

しばらくして、歩いていると、
ショッピングモールへと、辿り着くのだった。

しばらくして、服が売っている、
お店へと、辿り着いた。

「可愛い服…着てみる?」

「私が…?」

「雅利くんを振り向かすには、
まず、オシャレしないと!」

「そうだね、悠里ちゃんは?」

「悠里はね…この服かな?」

「すっごく、似合う!」

「ありがとう、千尋ちゃん!」

「試着してみようよ!」

「うん!」

二人は試着するのだった。

「似合う!買おうよ!この服!」

「悠里ちゃんは、白が似合うね」

「千尋ちゃんも、白が似合うよ?」

「そうかな?」

「そうだよ!」

こうして、二人で服を買うのだった。


服を選んでいたら、中学生が帰る時間帯になった。
また、手を繋いで、帰路に着くのだった。

「今日も楽しかった!また、遊ぼうね!
ありがとう!悠里ちゃん!」

「楽しかった!また、遊ぼうね!千尋ちゃん!」

「ねぇ、千尋ちゃん」

すると…キスをした。

「大好きな人には、キスをするじゃない?
だから…これは、一番大好きな友達の、
千尋ちゃんへのキスだよ!」

「悠里ちゃん…」

柔らくて甘い唇が思いを巡らせるのだった。
こうして、二人のデートは、終わりを迎えるのだった。
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