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三作目 高木雅利

第1章 本編


今現在、林間学校に来ていた。今日が最終日だった。

「ねぇ、キャンプファイヤーがあるじゃん?
最後の日に、そこでね、ダンスのペア同士が、
結ばれるって、伝説があるんだよ!
それでね!永遠に幸せになれるんだよ!」

「ウワサだろ?」

そして、肝試し大会が始まった、
後に、キャンプファイヤーの時間だ。

「お前ら、肝試しだよ?」

「えー!怖いよー!」

「暗い所とか、ムリだし…」

「マジで、驚かせてやるからな!腰をぬかすなよ!」

「お化けとか、大丈夫なの?」

「いるかどうか、分からないし」

「私は…怖いから、雅利くんと一緒に行きたい…」

「あっ、肝試しのペアは、くじ引きで決めるから」

「そう…なんだ…」

千尋は、しゅんとした、表情で、雅利を見ていた。

そして、委員長が、声をかける。

「三番の人!」

そして、偶然にも、高木雅利と石瀬千尋のペアだった!

俺がライトを照らしながらも、暗い夜の道を歩いて行った。

「うわっ!ゴメン!」

「大丈夫?」

「うん…」

そして、前へと進んでいった、お化けっているのか?
進行方向に従って、ルートを進んでいった。

千尋は、雅利の腕に寄り添った。
よっぽど、面倒くさいだろうか?

「はぁ…しょうがないな…」

雅利は千尋の手を握った!

「えっ?」

「俺から、離れるなよ!」

「握った手、少し冷たい気がする…」

「山の中だからだよ、夜だし、案外、涼しいな、
こう見えてさ、暗い道って、意外と怖いけど、
お前と一緒なら、お前を守るためなら、平気だからさ」

「雅利くん…面白いね!」

千尋の頬を伸ばして、笑わした。

「笑った方が、可愛いって、早く終わらせて、
キャンプファイヤーでも、やりますか!」

「うんっ!」

肝試しの後、キャンプファイヤーが、始まったのだった。
雅利と千尋は、ペアでダンスを踊るのだった。

「夢みたい、夢を見ているみたい、雅利くんと、
踊るの、王子様と踊ったみたい…」

「だから、大袈裟だよ…」

林間学校は、終わりを告げるのだった…
最高の思い出になった。
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