第2章 学校生活
ここは普通に見えて普通じゃない
「暗殺難しすぎる…」
「まあ引きこもりには無理だろうな」
「やめろやめろ」
「最近やっと来るようになったよね〜」
「毎朝遅刻してるけどね」
「だってあの山道キツすぎるよ!!」
「いつになったらなれるかねー」
「うう…きつい一言」
社会人になっても運動してなかったし、不登校だった私は人より筋力が落ちていたからこそ体育という名の暗殺の訓練はキツかった
体育ですらついていくのに必死なのに暗殺だなんて…
「はあー休憩」
「はやすぎ、まだやれるっしょ」
「むりむり!!」
「ほらいくぞー」
学校なんて楽しくないはずなのに、ここは楽しいって思えた
「もーお手柔らかにしてよー」