第2章 学校生活
「入学早々休むなんてやるね〜」
「まあ不登校だったし」
「会社でもそんなことしてたの?」
「……」
「ねぇそんなんで社会人なれるの?」
「…会社と学校は別物、ガキにはまだわかんないだろうけど」
「何その言い方」
明らかにムッとしたのがわかる
素直だなぁ…わかりやすい
「私のこと怖くないの?」
「なんで?」
「異世界から来てるし自殺もしてるし幽霊みたいだし」
「あーおもしろいなーとは思うけど怖くないね」
「私なら怖くて近づかないわ、呪われそう」
「そう?普通でしょ」
「そんなもんか」
私を除け者にするわけでもなく怖がるでもなく、普通に接してくれるそれだけでもうれしいと思えた
これがこの教室の当たり前なのだろうか