第2章 学校生活
貴方side
家は本当に支給されて一人暮らしに困ったことはない
自炊もしてたし洗濯も掃除もできた
「んー!!」
毎日朝早くに起きて制服に着替える、それは憂鬱で仕方なかった
いくら新しい人生を送れると言っても過去のトラウマが消えるわけでもなくいまだに外に学校に行くのは怖い
「……」
無断で休むこともある、というかここ1週間学校には行っていない。人生なんてやり直せるわけない、同じ道を歩いていくんだ。
ピンポーン
「…はい」
「学校行きますよ!」
「…無理ですお引き取りください」
「なんでですか!?楽しいですよ!!みんなあなたを待っています!」
「そんなわけないから!!」
でも超生物というだけあって私はすぐに学校に連れて行かれた
「鍵も閉めましたからご安心ください」
頼んでない、こんなおせっかい