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思いつき短編や長編の番外編など

第9章 innocent@忍足侑士 ❦


手全体で乳房を包むように添え、親指の腹でカップの上の素肌をふにふにと押している。

右手で触れていた左胸。
左手で同じように右胸を包み込むと、むに、と中央に向かって押し寄せて持ち上げる。

僅かに眉根を寄せ、身動いだ侑士を見上げる。

「どうかした?」
「...や、なんもあらへん」

指先で感触を確かめると、右手が少し弛んだ肩紐を引き上げ、指先がカップの中の肌を撫でた。
ゆっくりと掌全体で胸に触れる。

「んっ!」

指が突起を掠め、ピク、と紫雨の身体が跳ねる。

「っく、」
僅かに顔を歪ませた侑士は、何かに耐えるように下唇を強く噛んだ。

「侑士くん?」
どうしたの?と手を伸ばして、両手で頬を包み込む。

「っすまんっ」
「?」
パジャマのボタン数個だけ外し、シャツのように上衣を脱いだ侑士に呆気にとられていると、下着も同時にボトムも脱いだ事に、わっ、と驚く。

仰向けの自分の腹の上に軽く乗ると、谷間の少し下、肋の中央あたりに湿った熱を感じる。

視界に初めて捉えた彼の男性器に、あ、と声が漏れた。

(おっきいな)

切っ先で乳房を押し上げられ、そのいやらしい光景に、ん、と目を閉じて顔を逸らす。

肉棒で突き上げられた乳房が揺れると、突起を掠め、あっ!と思わず声が漏れた。

「ハッ、ハッ、」

微かに聞こえた呼吸音に、そっと目を開くと、歯を食いしばり、張り詰めた肉棒を乳房に擦り付ける侑士がいた。
乳房を寄せる手に手を添えると、視線を下ろした侑士と目が合う。

遠慮がちに舌を出して頭を持ち上げると、眉を顰めた。

少し上体を起こすと、少し視線を迷わせながら、おずおずと膝を前に進める。
目の前に現れた怒張の切っ先の雫を舐め取ると、侑士の太腿に力が入った。

「紫雨っやっぱ」
ええ、と言われる前に、口に入るだけ含んだ。

「んアッ!」
思わず引けた侑士の腰を抱き寄せる。

「あっかんっ、て!」
僅かな口の中の隙間で舌を動かすと、おっ、と、低い声が聞こえる。

「紫雨っやめっ!」
「やら」
「っ声っ出さんとって!アッ、ううっ」

抜き取られ無いように、ぢゅうっ、と吸い付くと、ああっ!と侑士の首が反った。

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