第7章 She is pearl of me 25.8(裏)
「マコト」
そっと離された脚を固く閉じ、侑士に背を向けるようにして体を丸くする。
「堪忍な」
指先を拭って薄赤に染まったティッシュをゴミ箱に放った。
「すまんな。
けど、ちぃと血、出とる」
「え?」
「初めてやからやろうけど」
ピタリと背中にあたる胸筋。
「痛いんちゃう?
やめとこか」
ふわ、と包まれた肌掛けに二人で包まると、すぐに布団の中は温かくなった。
「やめちゃうの?」
力が込められかけた腕の中で体を反転させると、は?と濃紺の瞳が丸く見開かれた。
「せやかて、痛いんはいややろ?」
「でも、ゆうも痛いよね?」
ココ、と肌掛けの中で手探に触れたソレは、先端が濡れている。
「あっ、ちょ!」
「痛い?」
やめる?と離しかけた手ごと握る侑士の手。
「半端にせんとって...」
頭を抱き寄せられ、ゆっくりと、手でしごく。
「アッふっううんッ!」
アッアッアッ、と掠れ始めた侑士の声。
まっすぐに握っていた手を反転させて、裏側を下から支えるようにして少しずつ速度をつける。
「ぁかっハッ」
うう、と食いしばった歯から漏れる吐息。
絡みつけた脚で腰を引き寄せられ、目の前に迫った胸の突起を見つめる。
少し視線を上げると、見えるのは高い喉仏が何度も上下している首筋。
「痛い?」
そう聞くと、ブルブルと頭を横に振った。
「気持ちいいの?」
今度は、何度も頷く。
何度も上下する胸板に頬を寄せる。
「んんっ!」
ビクッとなった侑士の身体。
肌を擦り負わせるようにして顔を上げると、顔を反らして口元を手で隠している。
手にしたものをしごきながら、そっと胸筋の窪みを指先でなぞる。
「ん、」
ピクリ、と腹筋が動いた。
そう大きくはない筋肉の膨らみを手で撫で回す。
徐々に立ち上がっていく色づいた突起。
少し体を下げて顔を寄せると、マコト、と呼ばれたが、鼻先を擦り付け、固く尖らせた舌先で舐めた。
「アアッ!」
ビクッ!と跳ねた侑士の身体に覆いかぶさり、今度はちうちうとそこに吸い付く。
「アッアッ、や...やめっ、やめぇやぁ」
バタバタと布団を蹴飛ばす侑士の脚の外側を、つう、と指で撫でる。
筋肉の筋を指先でなぞり、擽ったそうに捩れた腰を撫で、中央の硬い肉棒に触れる。
その間も、絶えず、硬くなった乳首を吸い続けた。
