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思いつき短編や長編の番外編など

第7章 She is pearl of me 25.8(裏)



電気のついた部屋の隅にたたまれた布団に、えっと、と戸惑う。

「し、敷きましょうか...?」

おずおずと聞く真珠に、侑士が、ふっ、と笑った。

パタパタと布団を広げ、(枕、)と立ち上がりかけた真珠は、ふわ、と包む体温に固まった。

「からだ、預けてええよ」
「は、はい」

そうっと背後の侑士に背中を寄せると、組んだ足の上に座る姿勢になる。

ピタリと背中にくっついて、指で真珠の腕を撫でる侑士。

そのまま手まで撫でると、ギュッと指を絡めて握った。

握り返すと、コツ、と額を肩に当てる。

「ちょっと、しばらくこのままでも、ええ?」
「あ、はいっ」

ありがとぉ、と手を強く握られる。

少しして、深く息を吐く音がした。

「っん」

首筋にかかる吐息に鼻から抜けるような声が出て、つい、手で口を塞ぐ。

「ふっ」

首筋に触れた唇が、ちぅ、と柔らかく皮膚を吸い上げるたびに、背筋が反る。

「っくすぐったいっ」
「ふふ、堪忍な」

すり、と頬ずりをしてきて、かわいい、とその髪を撫でる。

「あ、わっ」

とさ、と肩から倒れ込んだ布団。

首の下にある腕に捕まると、侑士の上身になった脚が腰元にかかる。


「触られとぉないとことか、言うてな」
「は、はい」

(声、上ずっちゃった)

ギュッと侑士の腕に捕まる。

腹あたりを撫でていた手がスッ、と脇を撫でて、下着の脇の布地を捉えたのに気づくと、バクバクと心臓が早く脈打つ。

(だっ大丈夫っ...上下揃えたし
 変なの、じゃ、ないはず)

そんな事を考えていると、つう、と首裏に伝った生暖かい濡れた感触に、声が漏れた。

「んっ、ゆう...」

ちゅ、ちゅ、とめくれ上がったシャツの中の背中の上あたりに繰り返し触れるのが侑士の唇だと気づいた途端、ゾクゾクと背筋を這う感触に、んぅ、と弓形に背を反らす。

脇辺りまでめくれ上がり、露わになった下着と素肌に這う侑士の手と唇の感触。

「ぁふ、んん、」

恥ずかしさや困惑でどこを見ていていいかわからずに俯くと、灼けた両手が下着の上から両方の胸の膨らみを包みこんでいる光景に、ギュッと目を閉じた。

「っんあっあ、」

両方の胸を寄せるように揉まれ、撓んだ肩紐が腕の方へと垂れていく。
胸を支える機能を失った下着から溢れた乳房に触れた指先が、ひどく、熱く感じた。
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