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大妖怪の恋の行方

第1章 妖怪の孤独の日々


俺はその場で鏡を見つめる、一夜明け爺さんは出てきた。

爺さん「駄目だったわい」

使えないだが、それでいいあんずは、あいつと結ばれるべき相手じゃないから。

俺は鏡を爪で叩くが傷一つ付かない。

爺さん「狐の大妖怪の旦那、それじゃあ壊れません」

俺は爺さんを鏡の中に、入れて大きな岩で寝た。

次の日

俺はかごめの声と犬夜叉の声で目が覚めた。

犬夜叉は俺を見上げて、腕を組み言う。

犬夜叉「おい! 狐妖怪あんずは?」

答える義理はないので無視をして、寝る。

かごめ「犬夜叉! おすわり!」

犬夜叉「ふぎゃあ!」

犬夜叉は地面にめり込んで気絶していた。

かごめ「お願い大妖怪様あんずちゃんと、話をしたいの」

狐妖怪「何の話だ?」

かごめは俺を見上げて、丁寧に説明を始めた。

かごめ「あのね、患者さんが治療を受けたいって人が続出してるの」

人間共は弱くいなぁ。

狐妖怪「あんずは今閉じこもってる、出すのは不可能だ」

かごめ「お願い出るように言って」

仕方が無い言ってみよう、声掛けてみる。

狐妖怪「あんず、患者さんが治療を受けたいって」

あんず「ほっといて、今は楓ばあちゃんに頼んでと伝えて」

完全にあんずは放棄をしていた、声聞く限りでは相当に悩んでいるのだろう。

狐妖怪「無理だったかごめもう少ししたら、説得するから待っててくれ」

かごめは俺に頭を下げて、犬夜叉を引きずって村へと戻って行った。

俺はあんずが殺生丸ではない、俺と結ばれればいいと思ってる。

けれど今は取り付いてる状況で告白なんて出来やしない。

あんずは俺じゃない、あの悪党に惚れてる。

すると鏡から爺いが出てきた。

爺さん「大妖怪様に伝言です奈落から」

あの世にこいつはコリもせず行ったのか。

狐妖怪「何て言っていた」

爺さん「蘇りの件は断ると、交渉つづけましょうか?」

何故俺に伝言する、あんずに言えばいいだろう。

狐妖怪「何故俺に奈落は言った」

爺さん「さぁ? 意図は分かりませんが言えない事情があるのでは?」

交渉を続けるか、あんずはそれが一番喜ぶのだろうか。

狐妖怪「しばらく交渉は休め、俺が指示するまで動くな」

爺さん「畏まりました」

爺さんは鏡の中に消えて行った。
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