第6章 変わりゆく感情
遠くに行き俺こと知らない、村に行くか。
一人で行くよりこいつを連れて行くか。
歩き出すと七宝は、俺についてくる。
歩いてると後ろから話しかけられる。
七宝「今日なあんずと殺生丸がここで会うことになってるぞ」
それを早く言え、俺は七宝の手首を掴み茂みに隠れてその後しばらくして殺生丸はやってきた。
あんずも直ぐに来て、今日は髪をおろしていて別人に見える人の会話に聞き耳を傾けた。
あんず「返事は話したはずです」
殺生丸「死んだ悪党を思ってても、意味もない」
あんずはその言葉に、着物を手で掴み言う。
あんず「私はそれでも・・・」
そう言いかけたあんずは殺生丸に時にあごを上にやり、唇を重ねられていた。
すると後ろから押されて、茂みから出てしまう。
睨み後ろを、振り返ると木の般若の杖を持った老人のような妖怪が笑って俺を見ている。
二人は離れて、殺生丸は俺を見て言う。
殺生丸「嘘だろう、死んだはずじゃ?」
刀を抜こうとする殺生丸、新たな刀を手に入れたから俺を殺せるだろう。
あんずは俺を庇うように立ち言う。
あんず「殺させません!」
容赦なく殺生丸は刀を振るう、それを結界を作り阻止をしてあんずを置いて俺は逃げた。
海の近くの洞窟に逃げ込んで、息を整える。
座り込んで七宝は俺に尋ねる。
七宝「奈落はなぜあんずと、交際をしないのじゃ?」
それにはきちんとした理由がある、俺の思い人の話しだ。
奈落「理由を聞きたいか?」
七宝「おう知りたい」
話すか誰かに話すことにより、解決できない問題も何か得るかもしれない長くあんずといたこいつがな。
奈落「長い話しになるが、桔梗の妹が殺生丸が連れていた娘ぐらいの時に助けてくれて看病をしてくれた、あのちびは『お姉様が清めている』と言った『見てみてぇなあの乱れた顔』と言ったあそこから動きたくて、妖怪を取り込んで俺が生まれた」
七宝「初めて聞いた話しじゃ」
まだ続きがある俺は続けて話す。
奈落「自由と腐った魂を妖怪に食わした、村を大量の妖怪に襲わせた」
七宝「酷いことをしたもんじゃ」
確かに卑劣かもしれないが、俺は力を試したかったのかもしれない今思えばな。
奈落「その後犬夜叉と桔梗の監視をした」
七宝「何故じゃ?」
奈落「その頃から惹かれていた、だからあんずの気持ちには答えられない」
