第13章 春
夏油side
『あぁぁぁ〜♡♡♡』
強く突き上げると、ぎゅっと締まるナカ。そのまま後ろに倒れてしまいそうになる風海を捕まえて、腕の中に収める。
盛大にイッたな♡
まだ痙攣が治らない。
でも目はうっすら開いている。
今動いたら壊れてしまうだろうか…?
ゆっくりと動き出すと、身体を震わせてイッてしまう。
奥を刺激されてイくと連続イキするので、彼女は今、ループに入ってしまった。
正常位に戻そうと身体を動かした刺激だけでも、びくんっと反応するのが可愛い。
傑「風海、まだ私は一度しか出してないんだよ?一緒に気持ちよくなりたいだろう?」
『も…むり…気持ちよくて…死んじゃう。
だめ、動かないで…』
傑「よく聞こえないな♡」
そういって激しく攻め立てた。
『だめぇ♡いやぁぁ♡』
彼女は何度も何度もイッて意識も飛ばしたが、起こして快楽に溺れさせた。こんな風に乱れるのは私の前だけにしてもらいたい。
あまりにも夢中になって、彼女の喘ぎ声が聞こえなくなってようやく我に返った。でもしっかりと私のモノを締め付ける。意識が飛んでも咥え込んで離さない君が愛おしい。
そのまま意識のない身体を借りて、抜かせてもらった。
ゴムを処理して、改めて彼女を見ると
…やりすぎた…
と反省した。
夥しい量のキスマーク。
びしょびしょのベッド。
目元には涙の跡。
可愛い彼女の裸体を改めて見て、また興奮していく。一度冷静になったのに…自分のモノに手をかけ、彼女を見ながら扱く。
1人でするのは久しぶりだな…
風海と出会ってからは、何もかも満たされる感覚だった。今までは誘われるがまま、見た目の好みだけで性欲を満たした。硝子がいうようにクズだと思うが、私たちを拒む女なんていなかった。
もっと胸の大きな子もいたし、モデルをしている子ともヤッた。名器と言われる子ともしたけど、今までで1番気持ちのいいセックスをしたのは風海だ。
身体の相性なのか愛しているからなのか…
すーすーと寝息を立てる彼女を見て、先ほどの乱れた彼女を思い出しながら動きを速くしていく。
『…傑さん…』
急に名前を呼ばれて驚いた。
どうやら寝言。
寝ていても私を求めてくれることが嬉しくて可愛くて…
『…愛してます…』
その言葉を聞き、動きを速めて風海のお腹に射精した。