第13章 春
夏油side
ゆっくりすると約束したから、ゆっくりとピストンする。本当は攻め立てたいけど、先ほど激しくしてしまったので少しは反省するふりをしておこう。
目を開けたままキスをすると、真っ赤になりながらも応えてくれた。本当に可愛いな、私の彼女は。可愛いだけじゃない。こんなにも色気を放って…どうにかなりそうだ。いや、すでになっているな。
最初は可愛くて初々しい様子が、徐々に艶っぽくなってくるのが堪らない。
傑「風海、上に来て動いて。自分で気持ちいいところに当ててごらん?」
言いながら身体を起こす。すでに何度も絶頂を迎えていることもあり、少しぐらつくものの、私の胸に小さな手を置いて腰を振る。
『あっ♡あっん♡はぁ♡気持ちいい♡』
大きな胸が揺れて私を誘う。
乳首に指を当てて、風海が動く度に擦れるようにすると、頭を後ろに反らして…というより胸を突き出して、素直に快感を求めている。
傑「風海、気持ちいいかい?」
『ん♡気持ちいい♡ここ、気持ちいいの♡』
傑「ここかい?」
下からずんっと突き上げると
『〜〜♡♡♡』
声にならない声でイってしまった。これで何回目だ?
身体を震わせて、なんとか姿勢を保っているが倒れ込んでくるのも時間の問題だな。
傑「手を後ろについて。そう、私の膝につかまるといい。」
彼女の足も立たせて膝開かせると、結合部がよく見えて、さらに興奮が高まる。所謂、M字開脚だ。
自分のモノが一回り大きくなるのがわかった。
下から突き上げると落ちてくる衝撃で奥が強く刺激されるようで、風海のナカはぎゅっと締まる。こんなに気持ちいいセックスは風海が初めてだ。身体の相性なのか、心の繋がりなのか。
ぐちゅっぐちゅっという音と彼女の喘ぎ声が部屋に響き、可愛い顔を歪めている。揺れる胸、私のモノが突き刺さっているまんこ…五感全てを刺激されて、彼女自身が媚薬なのでは?と思うほど。
風海の白い太ももが閉じかけているので、膝を抑えて開かせる。
傑「ほら、疲れてしまったのかい?足を閉じたらいけないよ?」
『あっ♡あっ♡も、だめ♡
んっ…やらっはげしくしないれっ!』
この状態だと、次イッたら意識飛ぶかもしれないと感じながら攻め立てる。舌っ足らずな話し方でわかる。
傑「愛してるよ♡ほらっイケ♡」