第12章 2月
無事に(?)傑さんの誕生日が終わって、いつもの日常が戻ってきた。というよりいつもの日常ではあったんだけど、夜が激し過ぎて睡眠時間が削られることと、腰が重いことが続いてしまうから…
次はバレンタインが控えている。
イベントがある時には必ずと言っていいほど、1回じゃ終わらないから…いつもの感謝は伝えたいけど、ほどほどにして欲しい。
そこで硝子さんにお願いをすることにした。
『硝子さん、今日お部屋に行ってもいいですか?相談したいことがあります!』
快くいいよと返事をしてくれた硝子さん。
硝「どうした?クズどものことなら聞かないけど」
『えっ!』
まさにそれを相談しにきたんだけどな。
あまりにもショックな表情だったのかもしれない。硝子さんが静かに笑いながら
硝「…内容だけ聞くね?」
『ありがとうございます〜実は…』
もうすぐでバレンタインだから、お願いしたいことが2つあった。
①硝子さんのお部屋で作らせてもらえないか
②下着のプレゼントはやめてほしい
私の相談内容を聞いて
硝「部屋を貸すのはいいけど、私にも作って?あと2つ目の下着のプレゼントは考えとく笑 だってアイツら喜んでたでしょ?」
確かに喜んではいたけど…それぞれにプレゼントしたら大変なことになりそう。2人同時に?2日連続?
思い出して顔を赤くしながら抗議した。
『私がついていけないんですぅ〜』
硝「アイツらわかりやすいからさ、しばらく飲み物もタバコも買ってきてくれるんだよ笑」
そのために?!
硝子さんらしいと言えばらしいけど!!
硝「可愛い後輩の頼みだからね?バレンタイン作戦に加担してあげよう♡」
心強い仲間が加わって、バレンタイン計画を進める。七海くんや灰原くんにもあげるからたくさん作らないと!作るものやラッピングなど…材料はある程度買ってあるから、あとは任務の間を縫って作るだけ!