第12章 2月
激しく身体が揺さぶられ、何度も絶頂を迎えたことですぐに気持ちよくなってしまう。
『あっダメ!いぐ…いっちゃう!
すぐるさんっ♡すきぃ…♡』
傑「私も…一緒に…いこうか。愛してるよ風海♡」
一気に加速し、傑さんの表情も苦しそうに歪む。
『んっ!もぅらめ…すぐるさ…
イく!イっちゃう!…やぁぁ♡』
傑「締めすぎだっ風海。うっ出る…」
どくどくと出ているのがわかる。
いつもよりも長い射精。
普段は見られない傑さんの歪んだ表情。
私しか見られない顔。
もう何も考えられない。快楽に身を任せるだけ。けど、もうダメかも…傑さんの誕生日だから、傑さんを気持ちよくしてあげたいのに、私ばっかり気持ちよくなってる。
傑「気持ちよかったよ♡風海♡」
いっぱい出たのに、まだ大きいままの傑さん。ゴムを処理するため、引き抜く時ですら気持ちよくなってしまう。
『ん♡』
傑「今度は上に乗ってくれる?」
まだするの?!でも傑さんが思うようにしてあげたい。というより、いつもそうだけど。
傑さんが新しいゴムをつけている間、重い身体を動かしてびしょびしょのヒモと可したパンツを脱ごうとすると、私の手をパシッと掴んで
傑「ダメだ。なんで脱ごうとした?私は許可していないよね?」
と笑顔だけど半分怒っているように言われる。
『えぇ…でもびしょびしょになっちゃいました。』
じっと見つめた後、何か閃いたように
傑「じゃあ私が脱がすよ♡」
と言った。嫌な予感がする。
サイドの紐を引っ張って解かれる。
片方を外した状態で、上に来て欲しいと指示を受けた。移動すると
傑「じゃあ自分で入れて?」
傑さんの胸に手をついてゆっくりと腰を下ろしていく。
『あぁん♡』
ただ入れただけなのに、深く刺さって奥まで当たる。
傑「じゃあもう片方も外してあげる。風海が動いて気持ちよくしてくれる?」
コクンと頷きゆっくりと動き出した。自分で深さを調整しながら上下に動く。傑さんに手を掴まれ、にっこり微笑む傑さん。
背中に腕を回され、脱いだパンツで縛られる。手の自由がなくなり、身体を支えることができなくなった。