• テキストサイズ

真珠の涙

第11章 不安と仲直り



もう少しで傑さんの誕生日。
1月は何かと忙しくて、準備が不十分。プレゼントもだし、お祝いの計画も。


忙しい日々を送っていると小さな幸せをこぼしてしまいそうになるから、ちゃんと傑さんのお誕生日をお祝いして、私と一緒でしあわせだと思ってもらいたい。

人魚姫だと公表してから、自由に出かけられないから買い物はネット中心になった。実際に見て決めたい派だから、これが結構ストレスになっている。

お買い物行きたいなぁ…

そうだ!陸くんとなら出かけられるかな?お父さんから聞いた話だと、陸くんは呪霊を祓えるんだって!1級くらいだから呪霊がいても大丈夫だし、小さい頃から訓練してるから呪詛師が来ても大丈夫な気がする。夜蛾先生にお願いしてみようかな。
そもそも、陸くんの予定を聞かないといけないけど。

プレゼント選びの他にも、傑さんとデートしたいなぁ…でも任務が入るかもしれないから予約してっていうのは難しいのかな。傑さんとのデートプランを考えるのは荷が重いかな…

う〜ん…悩む。























夜蛾先生に確認を取ったら、二つ返事でOKが出た。なぜなら陸くん、高専に出入りすることがあるらしい。知らなかった〜来るときには連絡くれればいいのに。
フリーの術師だけど、もちろん強さも認められているようで、高専から直接依頼をすることもあるらしい。知らないことばっかりだ…

陸くんに連絡すると、今度の週末に出かけることになった。当日はスニーカーを履いてくることが条件だった。靴擦れすると気になるからって。以前、お買い物してる時に偶然会って、靴擦れしてるのを気づいてくれたんだよね?すごいな、陸くんは。
手持ちのスニーカーで合う服あるかな?
/ 393ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp