• テキストサイズ

真珠の涙

第1章 出会い


すごく綺麗な人は悟さんっていうんだ。
もう1人の女性は硝子さん。

というより、呪術高専には顔審査もあるんだろうか?

傑「バイトは何時まで?待ってるよ」

なんて頭を撫でながら言うものだから心臓が飛び跳ねる。

あと30分くらいです。と答えて、近くのカフェで待ち合わせをする。あとの30分はいつも以上にやる気がでた。









バイトが終わって待ち合わせ場所に急ぐ。
自分へのご褒美の時にだけ行くカフェ。飲み物だけなのに値段が高すぎるんだよ。

店内に入りきょろきょろしていると、大学生風の2人組男性に声をかけられる。
「空いてる席探してるの?よければ一緒にどうぞ?」
「よければというか、一緒にいたいな〜なんて」
「俺らと遊ぼうよ」
等と言われたが、こーゆー時は無視しろと友だちから教えられた。以前まで丁寧にお断りしていたんだけど、そうすると調子に乗るらしい。
ハッキリ断るか、無視するか。
無視していてもずっと着いてくるときには、「顔見てから出直せ」と言うと効果的らしい。都会怖すぎ。


傑「風海、こっちだよ?」
悟「もしかしてオマエ、いつもこうなの?」

私のすぐ横に来てくれた傑さんと悟さん。

『あっありがとうございます!すみません遅くなって…』


とりあえず席に着いて、休憩する。
バイトはずっと立ちっぱなしなので、足が疲れる。

傑さんと硝子さんはコーヒー
悟さんと私は甘いドリンク。

たくさん話をしたが、楽しい時間はあっという間だった。

3人は寮なので一緒に帰るようだ。
駅まで送ってもらって別れる。

傑「気をつけて帰るんだよ?家に着いたら連絡して。」
『わかりました!今日はありがとうございます!』


電車が動くまで見送ってくれた。
なんて優しい先輩たちなんだろう。
硝子さんもサバサバしてて話しやすかった。

悟さんのような美しい瞳は初めて見たからつい見惚れてしまった。変に思われたかな?



また会いたいな
/ 393ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp