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日と月【刀剣乱舞】

第1章 眠り姫



「へえ?主の愛刀になれたのか。良かったじゃないか。
まぁ、日光や主の雰囲気を見ていれば、だいたいの想像は付いていたが…やはり直接聞かされるのが1番だな」

長義に告白の戦果を聞かせろと言われた通り、戦果を教えた。

「その報告の場所がなぜ道場なのか、話が見えんのだが?」
「…決まっているだろう?道場と言えば手合わせ。日光の強さを、俺にも見せて欲しくてね」

今回の手合わせは日光と三日月宗近だと耳にし、
主と三日月に無理を承知で頼んで畑仕事と手合わせを交替してもらった。

どうしても、日光と刀を交えてみたかったから。

「生憎俺は手加減が出来ない質でね。本気で行かせてもらうよ!」
「ああ、望むところだ」

この本丸の山姥切国広と山姥切長義は、主を大切にしている。
他本丸の山姥切長義が、写しである山姥切国広に言い寄っている姿を演習場で見かけたこともあったが、
この本丸の山姥切2振は互いを認めているようで、肩を並べて話をしている姿をよく見る。

「来い。山姥切長義」
「良いだろう。では、こちらから行かせてもらうよ!」

互いに礼をし、刀を構えて手合わせを開始した。

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