• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

【鋼の錬金術師】紅の幻影

第15章 ダブリスの獣たち









「エド!!戻っていたんだね」
「はい。査定が早く終わったので……」

なにやら師匠の様子がおかしい。
というか、アルとの姿が見えない。
いつもなら、「おかえり兄さん。査定はどうだった?」とか「おかえりなさい。随分と早い戻りですね」って声を掛けてくるはずなのに。

「エド。アルとが誘拐された」

オレがキョロキョロと2人の姿を探していると、耳を疑う言葉が師匠の口から飛び出た。
誘拐……?
アルとが……?

「はあ!?アルとが!?」

誘拐って……。
だって、アルとだぞ!?
2m越えの鎧と軍人のを攫うとか理解できるわけがない。
というか、どうやって攫ったんだよ、2m越えの鎧を!!

「ちょーっとややこしい事になってねぇ」

腕を組んで眉間に皺を寄せる師匠。
師匠がそんな冗談を言うはずがないから、本当のことなんだろうけど、未だにオレの頭は理解を拒んでいる。

「何が目的で!?身代金!?」

そうでなければ、鎧と軍人を攫う理由が思いつかない。
しかし、どうやら誘拐した理由は「魂の情報」のようだった。
魂の情報って……。
そんなもん知ってどうすんだよ……。
どこにでもいるんだな、身の程しらずのバカは……。




/ 494ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp