第6章 貴方って
時々考える表情を見せた真純ちゃん。
「んー...みなみさんの世界ではコナン君が主役の作品なんだろ?なのにコナン君についてはそれしか描写が無いのか?」
『えっと...それは...コナン君は小学生なのにあれだけ頭が良くて...』
「うん」
『例えば...かなり凶悪な組織がある毒薬を作っていたり...』
この言葉に、私を疑いの目で見る真純ちゃんの目が大きく見開いて。
そうかと思えば少し自信気のある表情になって
「へえ、それで?その毒薬ってのは例えばどんな物なんだ?」
『それは...人の姿を...まるで変えてしまうような...』
「ほー!もしかして“小さく”するって事か?」
『えっ!いや...それは、どうかな...』
「いいよ、ボクも良く分かってるから」
ボクも?真純ちゃんもアポトキシンについて知ってるの?
それとも何か関係してるとか?
『真純ちゃんは何を分かっているの?』
「それは置いておいて、ボクが沖矢昴を探っている理由は...」
軽く交わされて、真純ちゃんが沖矢さんを探っている理由を聞かされた。
『うそ...そんな...』
「まあ、って言うのでさ、ボクは当たってると思うんだけどなあ...」