第6章 貴方って
蘭ちゃん、園子ちゃん、真純ちゃんと連絡先を交換して
このガールズトーク?は御開に。
蘭ちゃんと手を繋ぐ小さなコナン君は何だか可愛くて、けど大変なんだろうなって。
大好きな彼女の傍にいつも居れるのに、それは本当の姿では無いって
辛い事でもあるんだろうな...
そういえば沖矢さんは今何をしているんだろう
「みなみさん、今日はお話出来てとても楽しかったです!」
「また安室さんとの話聞かせてくださいね!」
「それじゃあな、みなみさん」
「みなみさんまたね〜!」
『こちらこそありがとう、みんな気をつけてね』
入口で蘭ちゃん達と別れる。
「みなみさん、今日は来てくれてありがとう」
『安室さん、こちらこそ!今日はあまりお話出来なくてごめんなさい...』
「構いませんよ、楽しそうなみなみさんが見れて何よりです」
「みなみさんまた居らして下さいね!」
なんて嬉しい事を言ってくれる零と梓さんにも挨拶してポアロを後にした。
会社帰りの人も居ればカップルや親子が手を繋いで歩いていたり
夕陽に照らされる米花町の街並みは、よく事件が起きる様にはとても見えない
中々吸えなかった煙草を吸おうと、歩きながら人通りの無さそうな路地を見つけて。
ゆっくりと肺に煙を入れて吐きながらスマホを見ると、少しずつ増えていく連絡先が嬉しい
沖矢さんからはあれ以降体調を気遣うようなメッセージがちょくちょく...
そのメッセージが届く度にあの時の事が鮮明に蘇っちゃう
今日は蘭ちゃん達と出会えたお陰で零との事はあまり思い出さなくて済んだ
けど、助けてくれる零にもキュンとしてしまったり...
園子ちゃん達からは私と零が両思いって言う風に思われてるのかな...
零は...どう思っているのかな
私は沖矢さんの事が...
でも零の事だって...
自分の狡さを自覚しながらも、またその部分に目を瞑る