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スモーカー【名探偵コナン】

第25章 新しい生活は



安室さん、あとどのくらいで来るだろう?
分かりやすい様にそろそろこの路地を出よう。




足音がどんどん近付いてくるのが分かる
煙草の火を消した時だった




外国人がこっちに向かって走ってきていて、途端にあの時の事が蘇って怖くなってきた。




急いで路地を出ようとすると、背後から大きな音が。
なんだろう…




けど、確実に足音が止まった。




恐る恐る振り向くと、外国人が血塗れで倒れていて
そこから少し離れた後ろには、男性が二人立っている




その二人はどちらも黒い帽子を被って、黒い服に身を包んでいて…
そのうちの片方の銀髪の髪の長い男が拳銃を持っているのが見えた




開いた口が塞がらないとはこの事だろうか
いや、今はそんな事どうでもよくて一刻も早くこの場から去らないと




恐怖で強ばる足を無理やりにでも動かして、後ずさると
靴が擦れる音が鳴ってしまった




マズい、急いで逃げないと!




路地を出て人通りのある場所に出る
すれ違う人は不思議そうにこちらを見てくる




無理もないだろう
きっと今自分の顔は真っ青になっているに違い無い
だって、人が殺される瞬間を見てしまった




それに、それに…
あの二人にも気付かれているかもしれない、という事実が恐ろしくて
後を追われていないか、恐怖で振り向く事も出来ない




さっきの光景が脳裏に焼き付いて離れなくて




どうしよう
警察はどこだろう
そうだ、安室さんって確か




あ、この通りってポアロに続く通りだ
蘭ちゃんの所の…毛利さんなら…




確実に混乱している脳内で息を切らしながら走り続けた




通行人とぶつかってしまって、つい流れで後ろを見てしまった。




『すみません…』




良かった…
あの二人は居ない。




端にずれて、大きく深呼吸して整えながら漸くスマホを確認する




安室さんからの不在着信が数件入っていた。
急いで折り返すと通話が繋がると同時に安室さんが出た




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