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スモーカー【名探偵コナン】

第25章 新しい生活は


それに彼がここまで深堀りしてくるとは思わなかった。
何だかそれが少し嬉しい気もした



さっきの言葉からしても、意外と情熱的な人なのかな
大人しそうな見た目とは反して。




こんな状況なのに前回同様、彼とこうして話している事に心が弾んでる自分が居る




『あの、貴方と彼は本当にお知り合いでは無いのですか?』




思ってはいたものの、つい聞いてしまった。




「あの金髪の彼は…私が一方的に知っているというところでしょうか」




『どういう、意味ですか?』




やっぱり、二人には何かがあるのかもしれない。
彼から出てくる言葉が待ち遠しい




「ご存知の通り、彼は喫茶ポアロの人気店員ですからね。当然、私も知っていますよ」




『あぁー、なるほど…』




そういう事か…
何か少し期待をしてしまった自分が恥ずかしくなった




「ところで、携帯鳴っていませんか?」




『えっ?』




彼にそう言われて、ソファに置いていたスマホを見ると本当に鳴っていた。
そこには安室透と表記してある。




その表記を見た瞬間に、鼓動が脈を打つのが分かった




何も連絡しないで出てきたから、安室さんはそれに気付いたのか
それともただ連絡をしてきているだけなのか




恐らく前者だと思う。
バレたらこちらからも問い詰める とは思っていたけど
実際にこうなると怖くなってしまってどうしたらいいか分からない




「出ないのですか?」




スマホを握りしめたまま考えていたら
背後から不思議そうにそう聞かれた




『ん、どう、しよう…』




どうしたら良いか分からなくなってしまって
振り向けばキョトンとしている彼に助けを求めてしまった。
こんなのどうかしてるって分かってるけど




「どうされましたか?」




キョトンとしていた彼の表情は途端に変わって、一瞬眉間に皺を寄せたのが見えた。




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