第25章 新しい生活は
二枚目は黒いニット帽子を被り、目の下にはクマの出来た男性
三枚目は同じ人だろうか、その人がロングヘアの時の写真が。
『うっ…』
またさっきと同じく頭痛が起きる
写真を元に戻し、ファイルも何とか元の位置に戻した。
情報量の多さにドッと疲れてしまった。
元通りにして安室さんの寝室を後にした
そして借りている自分の寝室に戻ってベッドの上に横になる
なんだかドッと疲れた。
じゃあ、安室さんは警察官って事で良いの?
あれらが偽物とは思えないし、もしそうなら少し安心なのはある。
だけど、だとしたらどうしてあの時ハッキリ言ってくれなかったのだろう
言えない理由があるとか?
正直安室さんが何を考えているのか分からない
警察なら、という安心感もあるけど何か、目には見えない恐怖心もあるのは事実。
じゃあ探偵っていうのは嘘って事?それとも今は警察を辞めているとか?
この家には拳銃が置いてある。
もし安室さんを問い詰めてそれを向けられたりなんかしたら…
色々な不安が過ぎってきてここに居るのが怖くなった。
・
「もう、遅いわよ。バーボン」
「すみません、少々野暮用がありまして」
「野暮用って?」
「それは貴女が知る必要はありません」
「ふーん。ま、いいわ。そういえばバーボン、貴方まだあの彼女と居るわけ?」
「彼女?一体誰の事だか僕にはさっぱり」
「全く。ほら、あの時ついでに攫った…えっと、名前はなんだったかしら」
「小田島みなみ。でしたよね」
「そうそう」
「彼女の事ならご心配無く。僕が手綱を握っておくので」
「あら、相変わらず随分と熱心ね。けど、気を付けなさい?ウォッカ達は彼女が死んだと思っているのだから」
「ええ、勿論。僕にとって都合のいい相手が消えたら困るので」