第25章 新しい生活は
そこには数枚写真が入っていた。
その写真も写真立てに入っている人達が写っていて、どれも楽しそうな写真ばかりだ。
諸伏景光という人も写っているし、安室さんも無邪気な様子が写っていた。
水色のシャツを着ている物から、警察学校の卒業式の写真だろう。
みんなで賞状を持って、警察のスーツに身を包んだ集合写真があった
それぞれが持っている賞状をよく見てみると
松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光、降谷零 と書かれている。
降谷零?
でも賞状を持っているのは間違えなく安室さん自身であって。
じゃあ安室透というのは?
降谷零が本名なの?
それにこの写っている人達…
突然頭を鈍器で殴られた様な痛みが走って、持っている写真を落としてしまった
『いった… あ、まずい』
写真が一枚だけベッドの下に落ちてしまった。
急いでスマホの懐中電灯をベッドの下に照らした
丁度真ん中辺りまで滑り込んでしまった写真が見えた。
腕を伸ばしてみると、丁度上あたりに何かが当たった
少しザラザラとしたような、これはファイル?
急いで写真を取って、封筒に戻してチェストを元通りにしてから
再度ベッドの下に手を伸ばした。
ベッドの裏の上部分にファイルが止めてあって
これは、マジックテープ?剥がしてベッドの下からとりだした。
分厚く何かがファイリングしてあるものだった
恐る恐るファイルを開くと、顔写真の入った個人情報が集められた物だった。
な、なにこれ…
安室さんが警察だと言うのなら、もしかしたらそういうのは持っているのかもしれないけど、そんなものなの…?
パラパラと軽くめくると数人の個人情報がでてきた。
工藤新一、江戸川コナン、毛利蘭、灰原哀、世良真純
そして、さっき賞状の名前を確認した四人の書類も出てきた。