第24章 その先に待っているもの
安室君が来るまで此処に居る事になったが、漸く落ち着いたみなみが俺を見る視線はかなり好感的だ。
どうやら記憶は消えても好みは揺らがない様だな。
みなみは沖矢をかなり気に入っていたからな
そしてあんな質問をしてくるのもそうだろう。
そうなるとここは時間を掛けるのが策略という事になる
今直ぐにでも連れ去りたいところだが。
今のみなみとの会話は新鮮だ。
俺の方に取り入れる為にも、一秒でも早く記憶を元に戻す為にも
この他人行儀な会話を少しでも有利にする必要がある。
今のみなみには何も届いていないみたいだが。
さて、これからどう動こうか。