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スモーカー【名探偵コナン】

第24章 その先に待っているもの




さっき見た採用のメールを送ってきていた会社は米花町という場所にある。




つまり米花町内か、その近くに住んでいたのだと予想してみた。




だけど…杯戸町からここまで、車で来るにも結構時間がかかっていた
だからそれの隣町という事は徒歩だと結構キツいかもしれない




運良くスマホに入っていたタクシーアプリで車を手配した。





『米花町までお願いします』




程なくして到着したタクシーに乗り込み、漸く米花町へ向かう事に。




住宅街を抜けてからの道は、来た道では無かった。
遠回りをされるのはよくある話だけどこれは違う




確実にこっちのほうが早かった。
米花町までの距離が描かれた看板が視界に入るともうすぐに着きそう。




どうして安室さんは遠回りしたんだろう?



話だって家の中でするつもりは無さそうだったし、時間を稼いだ理由はなんだったのだろう。




「もう少し行きますか?」



なんて考え事は運転手の声によって遮られる。



『あっ、えっと…この辺で大丈夫です』



「ありがとうございました」



考える間もなくタクシーを降りてしまった。




辺りはビルやお店が並んでいる。
ここからどうしようか…




分からないのに体は勝手に進んでいくからそれに従うしかなかった。



信号待ちをしている時も歩きながらもキョロキョロしてるから
他の人からは不審に思われているかもしれない。




やっぱり、アプリに入ってた人に連絡をしてみるしかないのかな…



相手がどんな人かも分からないし、それに突然記憶喪失だなんて言って信じてもらえるかどうかも微妙。




アプリを開いては閉じてを繰り返していると、またもや知らない場所へ辿り着いてしまった。




『はあ…』



自然と溢れ出る溜息は外の音によって掻き消された。



「あれ?みなみさん?」



立ち止まっていると背後から確実に自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
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