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スモーカー【名探偵コナン】

第23章 追憶の果て



気分が上がると共にお酒のペースも上がってきて、二人ともグラスが空になっていた。



次に飲むカクテルを選んで作る時間も楽しくて。



『んー何にしようかな...飲んだ事ない物とか飲んでみたいかも...』


「そうだな、どんな味が良いとかはあるか?」


『んーさっぱり系とか?』


「ならば、こいつにしてみよう」


さっきと同じくホワイトキュラソー、そしてホワイトラムを手に取った赤井さん。


そうして、赤井さんお任せのカクテルが出来上がった。


『へー白いですね、これはなんて言うんですか?』


「xyzだ、レモンジュースも入ってるから飲みやすいと思うぞ」


『ありがとうございます!』



一口含めばレモンの爽やかな香りと共にラムとキュラソーの味も広がって
初めて飲む組み合わせだけどハマりそうだった。



赤井さんはブランデークラスタという同じくレモンを使ったカクテルを作っていた



『ほんと赤井さんって物知りですよね』


「これは組織にいた頃に気付けば着いていたような知識だな」


『そうだったんですね...これ、凄く美味しいです』


「それは何よりだ、こっちも飲んでみるか?」


『はい!』



ソファの上でお互いのお酒を飲んでみたり、ゆっくりとでも
着実に流れていく時間を巻き戻したくなる。




『このまま時間が止まればいいのに〜...』


少しずつ、アルコールが回ってきてるのか心に浮かんだ言葉がそのまま口に出てしまう。



赤井さんにそっと頭を傾けようとすると、肩に回された手で優しく押され
そのまま赤井さんの肩に頭を預けた。



「もう酔ったのか?」


『そんなんじゃないですー...』



赤井さんから伝わる体温が、自らの体も熱くさせている様だった。


頭を撫でられながら、ガウンの隙間から覗く赤井さんの胸筋が目に入ってしまい、少しずつ回っていく酔いを確実に加速させているみたいだった。

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