第20章 本音
「みなみさん昴さんこんにちは!元気そうで元気そうで安心したよ」
哀ちゃんも居る中、それに気付いたのかコナン君が私達の向かいに立ってる阿笠博士の間に入ってきた。
『コナン君こんにちは!あの時はどうなるかと思ったけど…でもコナン君も哀ちゃんも無事で本当に良かった!』
コナン君の目線に合わせながら話せば、後ろには車に軽く寄っかかりながら腕を組む哀ちゃんが見えて。
「ああ、勿論。あいつを守るって約束したからな」
コナン君は真っ直ぐな目をしていて、そしてどこか得意気にも見えた。
そう話しながらコナン君と哀ちゃんの方を見れば視線が合って
「…なによ。ちょっと空港に用があって行ってきただけよ」
なんて言いながら眠そうにこっちへ来てくれて…
そんな姿を見ると思わず抱き締めたくなって、小さな哀ちゃんを抱き締めた
『おかえり、哀ちゃん』
「ん…貴女も…無事で良かった」
『ありがとう』
「ええ」
顔を上げれば微笑む哀ちゃんが居て。
「あ、そうだ俺この後用があるんだった!」
「そうじゃったかコナン君、昴君とみなみ君はお出掛けかい?」
「買い出しに行こうと思っていましてね。けど、みなみさんは」
そう言いながら哀ちゃんと哀ちゃんの視線に合うように膝を着いている自分の目線まで沖矢さんが屈み「彼女と過ごしたらどうかな」と言われ。
沖矢さんが口の端を上げながら哀ちゃんを見れば、哀ちゃんは視線を逸らしながら二つ返事で答えた。
沖矢さんを見れば行ってこいと言わんばかりに微笑まれて…
「そうじゃな、お土産もあるし寄っていったらどうじゃ」
『では、お邪魔しますね』
「ボウヤ、ドライブに付き合ってくれないか?」
「え、ボク?」
「ああ」
こうして沖矢さんの車にはコナン君が乗り、私達は阿笠博士の家に入った