第7章 ※ 鬱金香のピンクは愛の芽生え
「はい、手を上げる」
ひなたが手を上げると、泡を纏った不死川の手が、脇から胸の方へと移動しながら洗ってくれた。
「不死川さんも、洗うね」
座って待っているのも悪くて、ひなたも泡を作って不死川の肩にふわりと乗せた。
筋肉質な身体に手を沿わせていくと、思っていた以上に刺激的だった。頑張って洗った。
「…赤くなって、可愛いな」
不死川はクスリと笑う。お互いの身体に触れるのが気持ち良い。
「ここも、洗っていい? 」
ひなたの返事を待たずに、そこに手を伸ばし優しく触れる。
「…っあ……ん」
椅子に座っているひなたの脚の間、柔らかな場所に触れた不死川の手は、ゆっくりと動いた。
「んっ……あっ……」
ひなたの唇から可愛い喘ぎが漏れて、不死川はシャワーの蛇口を捻った。
温かいお湯が二人の身体に流れて、お湯を受けながら不死川の愛撫が続く。
ひなたのそこに触れた手はそのまま、優しく動かして刺激しつつ、片手でひなたを支えている。
ひなたは後ろに傾いて、不死川の指先がぬるぬるとした場所を撫でる度に嬌声をあげた。
「あっ、あっ、ああっ」
不死川の指が少し挿れられる。溶かされかけているので、指先も抵抗することなく入れることができた。
先日、ひなたと初めて肌を合わせた時は、まだ繋がっていなかった。お互いに気持ちが良くなるやり方を選んだが、今日は。
「ひなた」
「…ん…? 」
「今日は、全部くれるよな…? 」
「何を…? 」
凄く感じているのに、大人な返しができないひなたを可愛いと思っている。
「ここに、俺のを挿れていい? 」
少し挿れた指を中で擦ると、ひなたは気持ち良い感じから離れられずに頷いた。
「気持ち良くするから」
シャワーを止めて、浴室から出る。
ひなたの全身をタオルで拭いている間も何度も唇を重ね、ひなたの身体を横抱きにして寝室へと向かう。
扉を開けると、見覚えのある不死川の部屋だ。
ベッドにそっと下ろして、寝かせたひなたの上にかぶさり、唇を重ねていく。
脚でひなたの脚を開いて、より身体が触れ合うように密着した。
膨らんだ胸に音をさせて吸いついた。