第6章 ※ 再びあなたに逢えたなら
「さぁ、お楽しみの始まりだぜ…」
青い身体は上半身肌が見えている。太い線を引いたような黒い入れ墨が目に入って、ひなたは恐怖の為、息が詰まった。
「怖がるなとは言わねぇぜ。お前の血は甘そうだなァ…」
男の指はひなたの顔を撫でた。草むらに寝ているひなたの上に、男は乗り上から身体を撫で、鋭く尖った爪は服に食い込んだ。
「…っ痛……」
腰骨の辺りに爪が食い込む。ひなたの着ているデニムの厚い生地にも爪がじわじわとめり込んだ。
「痛いかぁ…?気持ちいいだろ…?あそこの近くだからなぁ」
「嫌っ!! 」
男の爪と指が、ひなたのデニムの脚の付け根に伸びる。その場所を爪で擦られ、ひなたは呻き声をあげた。もしも丈夫なデニムでなかったら、服は破られていたかもしれない。
「おもしれぇなあ…俺は、人間だった頃も、こうして女を泣かせるのが好きでなァ…気持ち良いだろ…はぁ…」
爪でそこを擦られ、ひなたは恐怖で涙がこぼれた。
「次はなァ、そうだな、ここも女は好きだよなァ」
「…ひっ…! 」
男はひなたの服の上から胸を指先で撫でる。鋭い爪は服を簡単に切り裂いて、胸元が開いた。
「ゆっくり、いたぶるのが堪らねぇな…」
少し見えているひなたの胸を爪の先だけでなぞると、柔らかな皮膚に赤く跡がついた。
「乳房は甘いから特に美味い…」
爪がカリッと皮膚を引っ掻くと、ひなたは顔を歪めた。少し切れた胸から血が流れる。その血をペロリと舐めると、男は興奮した。
「うめぇ…腹の血は…どうだァ…? 」
更に男はひなたのお腹の服を裂き、肌に爪を立てる。
「…っうっ…うぅ…」
怖さと痛さで涙が溢れてきた。…助けて…誰か…。