第6章 ※ 再びあなたに逢えたなら
二人、立ったままで、ひなたの肌を這う不死川の唇の音と、肌へのキスで呼吸が速くなるひなたの吐息の音が静かに部屋を満たしていく。
「…ハァ…ハァ…ァ…ァ…ッ…」
不死川はひなたの腰を抱き支えながら、開いたシャツの隙間から見える胸元に顔を押し付ける。
「ぁっ…や…ぁ…」
吐息の中に甘い小さな喘ぎ声が混じる。気がつけば、ブラを少しずらした右手は、ストラップまで落としてひなたの胸を半分剥き出しにしている。
ブラからはみ出した胸が少し冷んやりした。
全てを下ろさずに、乳首まで見える場所までずらして舌で転がす。
「はっ…ぁあぁ…ぁ"…ん…」
白い胸に咲いている桃色のそれを、不死川は器用に舌で吸い上げ、舐める。
ひなたは身体の力が抜けて、床に崩れ落ちそうになって、不死川に支えられた。
ゆっくりと床に寝かされ、ひなたの身体の上に不死川が覆うように寝る。
「ひなた。この続きは日曜日にやるか? 」
「不死川さんの家で? 」
床に寝たまま、不死川はひなたの唇に優しく口付ける。
「来たくなっただろォ。色々教えてやる」
「断ったらどうするの? 」
甘い官能の余韻で、少し蕩けた目をしているひなたに、不死川はクスリと笑った。
「迎えに行くから。俺の部屋で、やろう」
不死川の端正で目力のある瞳で見つめられ、ひなたは頷いた。
「よし。じゃあ、今日はあと少しな」
「…っあっ…ハァ…あ…」
ずらしたブラの胸に触れた不死川は、ひなたの可愛い膨らみを指先で揉んで笑顔になっている。
「可愛い」
「ただいま戻りました〜! 」
玄関の方から帰って来たお父さんとお母さんの声がするまで、不死川はひなたの胸や髪に触れていた。
「あっ! 」
二人は顔を見合わせて、不死川はひなたの身体を抱いて起こす。
「悪い! 」
「そうだよ、不死川さんえっち」
慌てて服を整えた。不死川に着衣の乱れはなかったが、不死川によって脱がされかけているひなたは乱されていた。
ひなたのカーディガンを拾って着せかけながら、不死川はひなたが可愛いくて堪らない顔をして見ていた。
「ひなたが先に行ってくれ」