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魔導人形
第2章 おままごと
困った、これは予想外だ。
泣きじゃくるティナと閉じ込められることになるとは……。
ティナを探している最中ケフカ様に遭遇して事情を説明した後が曖昧だ。頭痛から察するに気絶させられてここに連れてこられたのか。
「ティナ……」
紫がかった碧眼がこちらを見上げる。
柔らかなアッシュブロンドの髪を撫でながら額を探ると輪はもうついていなかった。
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