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アイドル系大王様に惚れられました。

第4章 お試し期間


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「「及川!」」


私より先に2人が声を出して、出な出な!とジェスチャーしてくる



「はぁ、もう、わかったよ〜


、もしもし?」


私は聞かれても困らないと思い、スピーカーに切り替える


『あ、もしもし〜ちゃーん元気してる〜??』



「うん、すっごい元気、及川は??」



『俺も元気だよ〜!

ちゃんの声聞いたら部活の疲れ吹っ飛んじゃったっ』


その言葉を聞くと、2人はキュンとでもしたのか小さい声で「ぁぁっ、!」と倒れ込んだ



(おもしろ、、)



思わず笑いそうになったのを抑え、


「それはよかった、今日も部活おつかれさま」


と続ける



『うん、ありがと〜
テスト期間だっていうのに部活あるのやめてほしいよね〜

ところでちゃんの後ろから聞こえる笑い声は理沙ちゃんと葉月ちゃん??』



「うん、そう、

理沙、葉月バレバレだよ〜!」


そういうと、2人して「あーーー」と言ってわたしのそばへと寄ってきた


「ざんねん!」


「2人のイチャイチャ、もっと聞きたかった〜!」



『えー、そんなんいくらでも見てっていいよ〜!』



笑いながらそう言う及川



「及川が言うと冗談に聞こえないからやめて」


冷たい声で言うと



『冗談じゃないのに〜』


と楽しそうな声が返ってきた



「及川、今日は借りるね〜!」


「勉強教えてもらうの〜!」



『うんうんそっか〜、仕方ないなー

じゃあ明日と明後日は俺に譲ってね??』



「「いいよ〜!!」」


2人揃っていうもんだから



「えぇ!ちょっと私の予定聞いてからにしてよ!」


と3人に向かっていう



「今日の放課後、スケジュール帳みたらあいてたもーん」


と理沙が思いっきりバラす


「ちょ、!」


『あ、よかった〜、じゃあ明日ちゃんち、昼すぎくらいにお迎えいくね〜』



「わかったー!それまでに帰すね〜!」



「だから、!ちょっと!勝手に、、!」



『じゃ、お邪魔しちゃ悪いからまたねー』


「「はーい!」」


会話しているのは、理沙と葉月と及川

そのまま押しきられて、電話も切れる




ニヤニヤしてる2人を横目に、楽しい夜を迎えた
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