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アイドル系大王様に惚れられました。

第3章 終わりと始まり(?)


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(あのあと意外と寝れて、スッキリ起きれたな〜)



ガラガラ、とキャリーケースを引きながら校門を通って、クラスごとに並んでいる体育館へと向かう



「〜!!おはよ〜!」



小さい葉月がぴょんぴょんと飛びながらこちらに手を振っている姿が可愛くて、頬が緩むのがわかった



「葉月〜おはよ〜!
理沙はまだ来てない?」


「うん!まだきてないよー」


「こんな日に寝坊とかしないよね?」


「えぇ!?さすがに、、」


と心配していると


「2人ともおっはよー!」


と元気いっぱいの理沙が走って体育館へと入ってくる



「あ、よかった〜きたきたー

理沙おはよ〜!」


「おはよ〜!!」



無事みんな集まることができて、バスに乗って空港に行って、飛行機に乗って沖縄へと向かった




・・・




「あっつーい!」



沖縄について、そのままバスに乗り、国際通りへと着く




(移動中も楽しくて、国際通りも始まったばっかりだけど、もうすでに楽しすぎる、、!)




ワクワクがいっぱいの私の携帯が震えた


『今どこいるの?』


と及川からだ


周りを見渡すが、まだゴーサインが出ていないためクラスごとに集まろうとしてる同じ学校の人ばかりで及川の姿は見つからない




(わかんないけど、5組のあたりにいるよっと)




メッセージを送って、早くゴーサイン出てほしいねと話しながら、待っていると


「ちゃーん!」


「ん?あ、及川!」


「ちょっと岩ちゃんが迷子になってたんだよー

ちゃんと3人で岩ちゃんの面倒みてくれないと〜」


ニヤニヤしながら及川が岩泉を見る


「うるせぇ、クソ川」


少し恥ずかしそうに及川を殴る岩泉


「ええー、岩泉迷子になってたの〜?」


「ダサ〜〜」


天然の葉月と、追い討ちの理沙の言葉に、また及川を叩く



「いたっ、!!ちょっと今のはひどくないっ!?」



みんなで笑いながら、そんな会話をしていると、先生たちから「行っていいぞ」の言葉が聞こえ、一斉に国際通りへと散らばっていった






(いっぱいお土産かうぞ〜!)





色んな意味でアツイ夏が始まった




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