第33章 歪んだ愛で抱かれる　後編　【三成】R18/ヤンデレ

「ああ…愛おしい…。この世で一番大切な名無し様…」　

三成は恍惚の表情を浮かべて名無しの頬や首に口づけしながら、着物の上前に手を入れてさわさわと太ももを撫で上げる。

「たとえ逃げても、どれだけ抗っても、私の策で必ず貴女を堕としてみせる」

「あっ…あぁん…」

もう名無しの唇から漏れるのは甘ったるい嬌声のみ。

飼いならされてしまった身体は、与えられる快楽にひたすら従順だった。

三成が彼女の脚の間に触れてみると、そこはぷっくりと厚みを増し、すでに溢れるほどに蜜をたたえている。

割れ目へ指を滑りこませ、ほんの少し動かしただけで、くちゅんと水音が立った。

三成の顔に妖艶な笑みが浮かぶ。

「私はこんな愛しか捧げられません。だけど、貴女を満たしてあげられる。早く欲しくてたまらないのでしょう？」

長い指を蜜壺に挿して中を探ると、

「っ！ひぁっ…あああっ！！」

名無しは大きく背を反らした。

「ダメです、声は立てないで。誰か来てしまう」

三成は静かに制すると、くるりと彼女に後ろを向かせた。

そのまま木に手をつかせて、臀部を突き出した体勢をとらせる。

彼自身はとっくに熱く猛っていて、

それを袴から出し彼女の尻の方から秘裂を何回か擦ると、躊躇なく最奥まで一気に突き立てた。

「っ！！…」

いきなり後ろから貫かれ、身体が壊れてしまうかと思うような強い衝撃に、名無しの視界にチカチカと星が散る。

「んんーーー！！……っむぅ！…」

呻くような声が上がるが、途中で三成の手で口を塞がれて遮られる。

そのまま声も出せず容赦ない突き上げに翻弄されていた名無しだが、大きなモノが膣壁を往復するにつれ気持ちよくてたまらなくなった。

反応した蜜壺は無意識にきゅうきゅうと締めつけを強める。

「くっ……」

おかげで一気に高まってしまった射精欲を、三成は眉を寄せて必死で抑える。