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イケメン戦国 書き散らかした妄想

第31章 歪んだ愛で抱かれる 前編 【三成】R18


(きもちいい…!三成くんに触れられるのがこんなにも気持ちいいなんて…)

このまま翻弄され続けたら…

すでに見え始めてる快感の到達点を一度体に覚えさせられてしまったら…

きっと後戻りできない。

もう彼から離れられなくなってしまう。

そんな怖さと不安で逃げたくなり、

「待って…待って…お願い…」

名無しは必死に体をよじって抵抗する。

だけど懇願は無視されたどころか、三成は繋いでいた手を離し名無しの胸を揉みしだき始めた。

口淫に加えて胸にも絶妙な愛撫を受けては、もう抗えない。

あまりにも甘美で苦しいほどの快感を、強制的に享受させられ続ける。

「ああああ…!」

やがてそれが一気に弾け飛んだ。

電流に貫かれたように全身が強く痙攣すると、やがてとろけて弛緩していく。

「はぁ…」

意識は白濁し、力が抜けきって開いたままの脚の間からは蜜があふれ流れた。

その姿を焼きつけるように瞳に映していた三成。

「愛らしいです…名無し様…。そんなにも色っぽく乱れる姿を見せられたら男は…皆…」

先ほどまでは余裕綽々で名無しを責め立てていたのに、その顔にみるみる悲痛な表情が浮かんでいく。

ぐったりと動けないでいる名無しの背中をすくい上げ、ぎゅっと抱きしめた。

「好きです、名無し様…!おかしくなる位…あなたを溺れさせたい。私のものにしたい。私だけのものに…!」

切羽詰まったような声で叫び、彼女にすがる。

甘い余韻に心も体も包まれ夢うつつの名無しは、

「三成くん…好き…」

半分無意識に呟いた。

「名無し様…」

三成は愛しい人のすべてを包みこむように抱きしめ続けた。

そのまま夜が更けていき、やがて朝を迎える。









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