第31章 歪んだ愛で抱かれる 前編 【三成】R18
「いいですか?ここ」
ぷっくりとした秘処を上下にこすると、三成の指にたっぷりと蜜が絡みついた。
「あぁ…あぁんっ…」
彼の指が動くにつれて、何とも言えない気持ちよさが幾度もこみ上げる。
それは未知の感覚で、ずっと続けられたら一体自分がどうなってしまうのかわからず、名無しは怖くなった。
「い、いやっ…いやぁ…」
「…嫌ですか?」
三成がぴたりと指を止める。
「……」
愛撫が止んでも、すでに昇りかけていた高みからはまったく降りてこられない。
触れられる前よりも格段に強くなってしまった疼きのやり場がなくなり、名無しは脚を閉じて膝をすり合わせる。
「怖いの…こんな風になったことが無いから…」
「今まで一度も…ですか?」
その問いに彼女がコクンと頷いたのを見て、三成は唇の端を上げて笑みを浮かべると、再び名無しの両膝を持って大きく割り開く。
あらわになった秘裂に口づけると、いきなりそこに舌を這わせ始めた。
「あっ!」
その動作があまりに素早くて驚いた名無しは、羞恥に目を白黒させながら三成の頭に手を伸ばして阻止しようとする。
「大丈夫ですよ」
その両手はなんなく捕らえられ、しっかりと握り合わされてしまった。
「大人しくしててください。もっとよくしてあげますから」
三成はじゅるじゅると派手な音を立てて蜜を全部吸い取ってから、力を抜いた舌を広く使い、花びらを愛でるように舐めていく。
「んん…ああっ…あぁ…」
名無しは一瞬で何も考えられなくなり、全身をビクビクと震わせながら甘ったるい声を上げ始めた。
さきほどすべて吸い取られたのに、舌での淫靡な愛撫が続くとすぐに新たな蜜が溢れてしまい、それもまた音を立てて吸われる。
やがて三成の舌が花びらのつけ根を探り始め、とうとう小さな粒に行き着くと、
「んあっ!!」
鋭い快感が電流のように全身を走り、名無しは大きく背中をそらした。
「気持ちよさそうですね。そのまま何も考えず、ただ感じていればいいのですよ」
細く尖らせた舌先で肉粒を執拗にいたぶられ、
「あぁん!…いやぁっ!!」
名無しの下腹部の奥がどんどん熱くなっていく。