第17章 君の誕生日2−2 【佐助】ヤンデレEND R18
ぴちゃ…
じゅる…
なまめかしい水音が聞こえる。
秘所も下腹部もなぜか気持ちよくて、私の腰は勝手にピクピクと小さく跳ねている。
……少しずつ意識が戻ってくる。
脚を大きく開かされた恥ずかしい格好で、むき出しの花弁と蜜壺を佐助くんに舐められていた。
「…気がついた?君が気絶してる間もずっと舐めてたら、どんどん濡れて溢れてた。意識が無くても感じてくれて嬉しい」
「ぁ…」
怖かった。
だけど、またすぐにイッてしまいそう…。
彼はいつの間にか服を脱いでいる。
引き締まった美しい体躯。
そして禍々しく硬直した彼自身。
それを片手でしごきながら、もう片方の手で持った容器を私に目の前にかざした。
「これ、もう一つのプレゼント。媚薬成分だけのクリームも作ってたんだ。これを塗ってから挿れると何倍もの快感が得られて、相手の男を忘れられなくなるんだって」
「…!!」
私は顔を歪めた。
「試してみる?」
「いや……」
怖い……。
薬の効果が切れてきたのか、少し身体が動く。
後ずさって必死に首を横に振った私を見て、
「拒否されても使うけど。聞いておいてごめんね」
佐助くんは高笑いし、容器の蓋を開けてクリームを男性器に塗りつける。
「いやぁあっ!!」
彼は私の腰をぐいっと掴んで引き戻し、非情にも一気に挿入した。
「ううっ!!…やだぁ!助けてっ!…」
「助けて…?誰に助けを求めてるの?謙信様なら今頃つぶれてるんじゃない?皆の宴会の酒にも細工しといたから」
絶望的な言葉とともに、いきなりガンガン突かれ、身体が大きく揺さぶられる。
視界も脳も揺れる。
抵抗しようとした両手は彼の片手に纏められ、頭の上で押さえつけられた。
「名無しさん…気持ちいいっ……」
佐助くんはきゅっと眉を寄せながら声を漏らした。
「君の中…キツくて…堪らない…」
奥まで突き上げられる衝撃は今まで感じたことない位、大きな快感を伴った。
彼が律動する度にそれは増していき、再び頭がぼんやりしてくる。
「あぁんっ…」
抵抗する意志はいつの間にか負けてしまった。
嬌声が勝手に漏れる。
込みあげる快感におかしくなってしまいそうで、両腕を佐助君の背中に回しぎゅっと抱きついていた。
じんわりと涙が溢れると、身体全体の揺れのせいですぐに零れ落ちる。