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甘えたがりの恋(仮)
第3章 それぞれの思い
すると、私のいる場所に影が差す。
振り返ると、
トリオン兵がいた。
私は怖くて動けなかった。
そんな私を知ることもなく、トリオン兵は私を攻撃してきた。
そこからは、あまり記憶がない。
ただ、目が覚めると病院にいて秀次が泣きながら私に謝って、手を握って私が目覚めるのを祈っていた。
それだけは鮮明に覚えている。
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