• テキストサイズ

甘えたがりの恋(仮)

第13章 光と影




『なんか、意外と楽かも。』


「油断はするな。」


『分かって………』


「ゆる!!」


急に後ろから放たれた弾に気づいたウェンがシールドでガードする。


「大丈夫?」


『うん!ウェンありがとう!!』


「後ろから射撃追ってきてる。」


「巻けるか?」


そう言って4人が過度を曲がるが、放たれた弾は4人を追うように曲がる。


『……バイパー?』


と呟く。


『………っえ?バイ、パーって……?』


「ゆる?」


ウェンが反応する。

そんな中でもバイパーは4人を仕留めるように後ろから攻撃の手を伸ばしていた。


「うっと惜しい。ここで止めるわ。」


「任せた。」


切り離されたウェンを尻目に2人の後ろを着いていく。


『外、どーなってるかな。』


「外が崩れる前に早く終わらせましょう。」


3人は後ろ髪を引かれながらもそのまま奥の廊下へと消えていった。







「敵の作戦が大胆すぎる。そもそも捕まることを恐れていないのか。あるいはそれだけの自信があるのか....。」


遠征艇を目指し奥へと消えていく3人を司令室から眺めていた忍田は訝しげにモニターを見つめていた。






/ 83ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp