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甘えたがりの恋(仮)

第13章 光と影





「ここの下にターゲットがある。」


追手にかからなかった3人は大きなエレベーターの前に立ち、自身の足元を見つめた。


「ワープ繋げますね。」


「邪魔らしい邪魔は入りませんでしたね。」


「どうだろうなどうもコチラの様子が気取られている感じはある。」


ガトリンが訝しげに下を覗いた。


「つまり先回りして待ち構えている可能性があると.....」


「嬉しくもない予想だがそうでもなきゃ内部の警備が緩すぎるからな。」


『行ってみないと分かんないじゃん、そんなの。とりあえず行って、対策は順に考えてくでいい?早く下に行きたい!!』


「ゆるの言う通りですね。遠征艇はこの下ですし。」


「ああ。そうだな。コスケロたちが押される前に行くぞ。」


呆れた様子で頷くガトリンを筆頭に下に降りていった。


『ひろーい!』


「恐らくは遠征艇の部品を運ぶために大きく作られているんでしょう。」


『でもここで戦闘だと不利かもね。』


「いやそれは相手にとってもそうだろう。だから襲ってこない。襲ってくるとしたら、遠征艇にたどり着いてからだろうな。」


『強い人いるかなぁ。』


ガトリンたちはエレベーターに乗って最下層を目指した。












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