• テキストサイズ

甘えたがりの恋(仮)

第11章 悪夢が覚めると、





『従えば、殺さない…?』


「ああ。約束しよう。」


これで、秀次を、みんなを守ることができるのなら。

私は、


『……分かった。従う。』


ハイレインはフッと微笑み、


「懸命な判断だ。やることが終われば、少なくともお前にもすぐに任務が入る。」


『任務?』


「やることはそちらの世界と同じと思っても構わない。とりあえず今は休め。」


私の体の心配ばかりしてくる。

案外優しいのかな。

私が捕虜だから丁重に扱っているだけかもだけど。


『……はい。』


疲れているのは事実だったから、大人しく従うことにしよう。




秀次は今頃何をしているのかな。

新くん、元気かな。





そんなことを考えながら、眠りについた。












/ 83ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp