第11章 悪夢が覚めると、
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『…っん。』
目を覚ますと知らない天井。
『…ど、こ?
…秀次?新、くん?』
「隊長。目を覚ましました。」
声のする方へ目を向けると、ハイレイン、ミラ、そして他に人型が2人いた。
『…っえ?』
「改めて。私はハイレイン。そして、ミラ、ランバネイン、ウィザ翁。お前の新しい上司だと思え。今、本国に向かっている。それまでは休んでいるといい。」
『秀、次は?』
「そいつは知らない。ただ言えることは、お前の仲間は誰も死んでいない。お前が犠牲になり、守ったのだ。」
秀次も修も、無事。
『…ならいい。私を、どうするつもり?』
「お前は新しい駒だ。大人しく従えば、お前の仲間は殺さない。」